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通信衛星にはパラボラアンテナが積んであります。このパラボラアンテナは、地球から送られてきた電波を受けて、同時に地球に向けて電波を送り返すはたらきをしています。
懐中電灯で光を照らすとき、対象物との距離が遠いほど光は弱くなってしまいます。電波も光と同じで地球から遠く約36,000km離れた通信衛星まで届いた電波は、長い道のりの間に弱くなってしまいます。そのため、いったん衛星内の増幅器で電波を強くしてから地球に送り返します。
また、地球から通信衛星に向かってくる電波と区別するためには、周波数を変えることも必要となります。光でたとえるなら、地球から来た赤い光を青くして地球に送り返すということです。こうして私たちのもとに電波が届き、家庭に置かれた小さなアンテナでもたくさんの放送チャンネルやデータを受信することができるというわけです。
